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宮城県の未解決事件「澁谷美樹ちゃん失踪事件」とは?場所はここ。

事件
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皆さん、こんにちは。今回は、宮城県で起こった未解決事件「澁谷美樹ちゃん失踪事件」についてお話しします。1983年11月1日、3歳の澁谷美樹ちゃんが保育園から帰宅途中に行方不明になりました。祖父に乗せられた車内で一時待たされた際に失踪したとされ、様々な手がかりが残されたにもかかわらず、未だに犯人や真相が解明されていません。事件の詳細や現在の捜査状況についても掘り下げてみたいと思います。

事件のあらまし

1983年11月1日、宮城県川崎町に住む3歳の女の子、澁谷美樹ちゃんが保育園から帰宅する途中に行方不明になりました。

 

美樹ちゃんは、保育園が終わってから祖父の車に乗り、自宅に向かっていました。途中で祖父が知人と話をするために車を止め、美樹ちゃんに車内で待つよう指示しました。祖父が話をしている間、美樹ちゃんは車内にいたのですが、話が終わって車に戻ると、彼女のカバンと帽子だけが残され、彼女自身はどこかにいなくなっていました。

 

警察は調査を進め、近くに美樹ちゃんと同じO型の血痕が見つかりました。畑で祖父と話した人とは別人で、近くで農作業していた女性は、美樹ちゃんが車から降りて車の前に立って祖父の方を見ていたことを目撃していました。

 

また、美樹ちゃんが行方不明になった2日後に自宅に無言電話があったということもありました。

 

事件では、当時宮城県大河原町で飲食店を経営していた31歳の男が何らかの事情を知っていると見て、警察に何度も聴取されました。彼は事件当時薄茶色の車に乗っており、事件後にこの車の所在が分からなくなっていたことがわかっていました。そして、事件のあった時刻に、彼は美樹ちゃんの家から約1キロ離れた酒屋に仕入に行くために車の運転をしていたこともわかっています。しかし、その男性はその後行方不明になりました。

 

なぜ美樹ちゃんの下車に気づかなかった?

祖父が知人と話すために車を降りて田んぼに向かいました。
この時田んぼで脱穀機が回っていてその音で周囲の音が聞こえ難い状況だったようです。

祖父の視界に車が入る向きでも無かったのでしょう。まさか美樹ちゃんが車を降りるとは思わなかったようです。

 

手がかりは?

車に戻ったお爺さんは美樹ちゃんがいないことに気が付き、周囲をすぐさま知人と捜索し始めました。

しかし見つけることが出来ずに警察に通報、警察も周囲が田んぼで水路も多いですので、下車した美樹ちゃんが誤って水路に転落したのかと捜索をしましたが見つからなかった・・・

 

しかし自体は急展開を迎える。
車からそう離れていない場所で美樹ちゃんと同じO型の少量の血痕タイヤのスリップ跡が見つかりました。

他の目撃者によると、美樹ちゃんが車から降りて周辺で遊んでいる姿も目撃されていた。
また黄土色の車に乗った男女もその時目撃されている。

 

これらのことから、美樹ちゃんは周辺で遊んでいる時に黄土色の車に跳ねられたところを証拠隠滅のためかこの男女が連れ去ったのではないか?と捜査されるに至ったが、捜査資料を再検討した結果、黄土色の乗用車の関係者が事故を装って連れ去った可能性が高いとなった。

 

黄土色の乗用車の怪しい二人?

この黄土色の乗用車に関する目撃情報は、事件翌日の11月2日に某別荘地でもありました。

男女が車のトランクを開けて何かをしているところを目撃した人がいました。
この不審な男女を目撃したのは美樹ちゃん捜索に協力していた同町内の人です。
その人がその男女に近づこうとした所慌てた様子で走り去ったということでした。

某別荘地ということで警察は美樹ちゃんが付近に捨てられた可能性も考慮し警察犬を出して捜索したが見つからなかったようですね。

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誘拐説は?

当時は映画やドラマでも身代金目的の誘拐や、子供が欲しいからという誘拐も題材にされていました。
誘拐事件も稀ですが起きていた時代です。
そこで誘拐の線もないかと操作が続けられましたが、当時の澁谷さん一家は他人から恨まれるようなことはまったくないということと、美樹ちゃんが人見知りをする子なので知らない人についていくようなことはしないだろうし、もし無理やり連れ去ろうとしたら泣き叫ぶはずであることから誘拐の線は無いと結論付けられたようです。

 

事情聴取を受けていた男は行方不明!?

当時澁谷さん宅の近くの実家に酒を仕入れに来ていた飲食店経営の男F氏が黄土色の車に乗っていました。
事件当日にこの男が運転する車が現場付近を猛スピードで走り去る姿が目撃されていました。
そのことより何らかの事情を知っているのではないかと何度も警察から事情聴取を受けていましたが、その後この男も行方不明になっています。

この男は事件後に車を変えており、元の黄土色の車がどこに行ったのかは見つからなかったというのは不思議ですね。

この男性F氏は美樹ちゃんの父親と同級生だったようです。
実家にお酒を仕入れにということは、現場付近にお酒の販売をしている商店があったのでしょうか?

 

美樹ちゃんのモンタージュ写真

2001年に大河原警察署では21歳になった美樹ちゃんの現在予想されるモンタージュ写真を作成していました。

それがこちらです。

当時の写真がこちら

 

モンタージュ写真(21歳予想)がこちら

印象がかなり変わりますよね。
事件当時は3歳でしたから・・・

 

事件現場はここ

事件現場には情報を求める看板が今も立っています。

 

 

場所はここです。

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まとめ

昭和の時代に起きた失踪事件ですが、いまだに未解明です。

現場の情報提供を求める看板は2022年10月のストリートビューにもきれいな状態で立っていますので現在もあると思います。

この看板は当初は警察が建てましたが、その後交通事故などで倒れたそうです。
澁谷さん家族で立て直した看板が現在もあるようです。

 

単純に考えると、

事件当日、同時間帯に現場近くの実家である商店にお酒を仕入れに行っていた男F氏が誤って美樹ちゃんをはねてしまった。(スリップ跡と少量の血痕)

美樹ちゃんの父親と同級生だったということから、美樹ちゃんとも面識があった?(F氏→美樹ちゃんと一方的だった?)

知人の子供を轢いたと動転したF氏は自分の車に美樹ちゃんを乗せて逃走(猛スピードで走る黄土色の車が目撃される)

翌日某別荘地で目撃された黄土色の車のトランクを開けて不審な行動をする男女(男はF氏?別人?)

目撃者(美樹ちゃん捜索に協力していた町内の人)が不審に思って男女に近づくと慌てて逃走した(なぜ)

F氏は何度か警察に事情聴取されていたが、その後行方不明に。

 

噂によるとF氏の実家である商店は現在も存在しているということです。
事件に関係なかったとしたらF氏までも失踪したことになりますので、F氏のご実家もさぞ大変だったでしょう。当時31歳でしたけど・・・

でも警察がF氏を捜索しなかったのでしょうか?

警察ではF氏を見つけており、聴取の結果関係なしと結論づけたのでしょうか?

40年も前の事件ですので、人の記憶は風化してしまっているかもしれません。

ですが犯人は当時何があったのか覚えているはずです。

ご家族は信じて美樹ちゃんの帰りを待っているかと思います。

犯人がいるとするならば、40年も経っているが今こそ名乗り出て、真相を警察に洗いざらい白状してもらいたい。
残された家族の辛さは計り知れない・・・

 

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