ここ数年宮城県内でも猛毒の毒キノコであるカエンタケの目撃情報がありますね。
ニュースや新聞でも各地でカエンタケの目撃情報があり、触らないで!!という警告が出されています。
仙台でも数年前に台原森林公園でカエンタケが見つかり新聞やニュースになりましたね。
カエンタケは胞子を吸い込んでも危険なため、特に台原森林公園などの公園で発見されたると人間はもちろんのこと、散歩中の犬への注意喚起もされました。
では実際にカエンタケを発見した場合はどうしたら良いのでしょう?
聞いてみましたよ。
カエンタケを発見したらどうする?
危険物を発見したら警察に通報!と考えますが、きのこや有毒植物に関しては警察じゃないほうがよいかもしれませんというお話です。
というのも山に詳しい警察OBの方にお話を聞きましたが、すべての警察官が毒キノコや有毒植物に詳しい訳では無いからだそうです。
ですので公園に生えているカエンタケを見つけたときは市区町村への通報が良いと教えてもらいました。
というのも行政の保健福祉センターや公園課などには毒キノコなどの知識を持った職員がいらっしゃるということです。
特にカエンタケは素手で触れるのも危険な毒キノコですので対処を間違うと被害にあいます。
知識を持った人に対処してもらうのが安全ですからね。
カエンタケ発見時の相談先はこちら
カエンタケ発見時の相談先はこちらです。
お問い合わせ
仙台市では毒キノコの食中毒に合わないようにパンフレットも作成して配布しています。
パンフレットによると、仙台市では各区の保健福祉センター衛生課に相談すると良いようです。
- 仙台市青葉区保健福祉センター衛生課
電話022-225-7211 内線6721~6726 - 仙台市宮城野区保健福祉センター衛生課
電話022-297-2111 内線6721~6723 - 仙台市若林区保健福祉センター衛生課
電話022-282-1111 内線6721~6723 - 仙台市太白区保健福祉センター衛生課
電話022-247-1111 内線6721~6723 - 仙台市泉区保健福祉センター衛生課
電話022-372-3111 内線6721~6723
カエンタケとは?
カエンタケ(Amanita phalloides)は、非常に毒性の高いキノコで、その毒性により「死の天使」とも呼ばれています。
赤くて指のようにひょろっと伸びた様は可愛らしい印象も受けますが、危険なきのこですので決して触れないようにしてください。
- 毒性と症状:
カエンタケにはアマトキシンという毒物質が含まれており、この毒物質は肝臓や腎臓に深刻な損傷を与えます。中毒症状は摂取後6〜12時間以上経ってから現れ、初期症状には嘔吐、下痢、腹痛があります。その後、肝不全や腎不全の兆候が現れ、最終的には死に至ることがあります。 - 危険性:
カエンタケは野生で見かけることがあり、その美しい見た目から人々が間違って摘み取ることがあるため、非常に危険です。絶対に食べたり触ったりしないように注意が必要です。 - 発見時の対処法:
カエンタケを誤って摘んだ場合、直ちに医療専門家の診察を受けることが不可欠です。早期治療が重要で、専門的な治療がなければ生命に危険が及ぶ可能性が高いため、自己治療は絶対に行わないでください。
カエンタケはその美しい外観に騙されず、絶対に食べたり触ったりしないように注意しましょう。
カエンタケは野外で見つかった場合、誤って摂取しないように注意が必要です。キノコの識別に不安がある場合は、キノコ学者や専門家に相談し、安全なキノコの収集や食用キノコの調理について学ぶことをお勧めします。
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