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「だて正夢 特別純米酒 浦霞」は現在も買える?2026年の販売状況と酒造好適米ではない宮城米の特徴を調査

だて正夢と浦霞の酒米探訪 旨いもの
この記事は約17分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

宮城県のブランド米「だて正夢」を100%使った日本酒、「だて正夢 特別純米酒 浦霞」。

2020年に発売されたときは、宮城県内の酒販店にずらっと並び、楽天市場でも買える商品だった。

ところが、2026年になって久しぶりに探してみると……ない。

楽天市場を検索しても見つからないし、浦霞公式サイトの商品一覧にも「だて正夢」の名前が出てこない。

こうなると、「あれ? もしかして2020年だけの限定酒だった?」と思うところですよね。

私も最初はそう考えた。

しかも「だて正夢」は、そもそも日本酒造りのために開発された酒造好適米ではない。もちもちした食感と甘みを売りにしている、いわばご飯として食べておいしい宮城のブランド米だ。

となると、「話題づくりで一度だけ造った日本酒だったのかな」と考えたくなる。

ところが、過去の記録を追っていくと、どうもそんな単純な話でもなかった。

2021年には宮城県清酒鑑評会に「浦霞 特別純米 だて正夢」が出品され、2023年にも仙台市内の酒販店で実際に販売された記録が残っている。

つまり、2020年に数量限定で登場したのは確かだけれど、「2020年だけの商品だった」とは言い切れない。

このあたり、ちょっと面白くなってきましたよね。

この記事では、2026年現在も買えるのかを確認しつつ、発売後の記録、当時の価格やスペック、さらに「酒造好適米ではないのに、なぜ日本酒にできるの?」というところまで掘っていく。

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「だて正夢 特別純米酒 浦霞」は現在も買える?2026年の販売状況

まず、一番知りたいところから見ていきますよ。

2026年10月に確認した範囲では、「だて正夢 特別純米酒 浦霞」を現在の定番商品として普通に購入できる状況は確認できなかった。

浦霞公式の商品一覧には載っていない。楽天市場でも、現在販売中と判断できる商品は見つからない。

ただし、ここで「完全に終売」と決めてしまうのも早い。

一部の酒販店サイトには、今も「だて正夢」を含む浦霞のセット商品が掲載されているからだ。

要するに、コンビニ感覚で「ポチッ」と買える現行酒ではないものの、どこにも存在しないとまでは言えない。なんとも絶妙な立ち位置になっている。

浦霞公式の現行商品一覧には載っていない

まず確認したのは、もちろん醸造元である株式会社佐浦の浦霞公式サイト。

2026年10月現在の商品一覧を見ると、「純米吟醸 浦霞禅」「純米吟醸 浦霞No.12」のほか、「蔵の華」や「吟のいろは」を使った酒、季節限定商品などが並んでいる。

ところが、その中に「だて正夢 特別純米酒 浦霞」は見当たらない。

なので、少なくとも今の浦霞が通常の商品ラインナップとして案内している一本ではなさそうだ。

ただ、「公式サイトにない=正式に終売」とは限らないんですよね。

今回調べた範囲では、佐浦から「だて正夢 特別純米酒 浦霞は終売しました」と明確に発表したページまでは見つからなかった。

ここは「終売」と決めつけないのがポイント。

現在の公式商品一覧には載っていない。ただし、公式な終売告知も今回の調査では確認できていない。

少し歯切れが悪く見えるかもしれないけれど、確認できないものを勢いで「終売!」としてしまうより、このくらいの距離感がちょうどいい。

楽天市場では販売中の商品を確認できなかった

2020年の発売当時は、楽天市場にも「浦霞 特別純米酒 だて正夢 720ml」が出ていた。

元記事を確認すると、2020年7月11日時点の価格は720mlで1,760円。

あの頃の記事を今読むと、「楽天でも買えますよ」と案内できたわけだけれど、2026年現在は事情が変わっている。

楽天市場であらためて探しても、現在販売中と確認できる同商品は見つからなかった。

ここは古い記事をそのまま残しておくと、「楽天にあると思って探したのに、ないじゃん」と読者を迷わせるところ。

6年もたてば、そりゃお酒の売り場も変わります。

古い商品ページや検索履歴が見つかったとしても、それを現在の販売先として案内するのは避けたいところですね。

一部の酒販店サイトには「だて正夢」の掲載が残っている

一方、酒販店まで範囲を広げると少し状況が変わる。

石巻市の酒販店サイトでは、浦霞のセット商品の中に「特別純米 浦霞 だて正夢」の名前が今も掲載されている。

「おっ、じゃあ買える?」と思うところなんだけれど、ここでもひと呼吸。

酒販店サイトの場合、商品ページが残っていても、現在の在庫と完全には連動していないことがある。

特に今回のような限定商品は、過去の商品情報や贈答セットのページがそのまま残っているケースも考えられる。

だから、遠くから「見つけた!」と車を走らせる前に、一本電話を入れて確認したほうがいい。

せっかく塩竈や石巻方面まで向かったのに「もうありません」と言われたら、ちょっと切ないですからね。

現在探すなら大手通販だけでなく浦霞取扱店も候補に

どうしても探してみたいなら、楽天市場などの大手通販だけで終了せず、宮城県内の浦霞取扱店まで範囲を広げてみる価値はある。

ただし、2020年当時の取扱店一覧をそのまま使うのはおすすめしない。

発売時には宮城県内65店舗+福島県1店舗、合計66店舗が取扱店として公表されていた。

仙台だけでなく、大崎、石巻、気仙沼、名取、岩沼、大河原など、かなり広い範囲だ。

とはいえ、それはあくまで2020年の話。

お店自体が今も営業していたとしても、「だて正夢 特別純米酒 浦霞」を現在も置いているとは限らない。

商品名まで伝えて在庫を聞く。この一本に関しては、その探し方がいちばん現実的だと思う。

「だて正夢 特別純米酒 浦霞」は2020年限定だった?発売後の記録を時系列で検証

ここからが、今回あらためて調べていて「おや?」となったところ。

2020年の発売時には、「特別企画」「数量限定」「四合瓶のみ」と案内されていた。

この言葉だけを見ると、いかにもその年だけの限定酒っぽいですよね。

私もそう思った。

でも、その後を追うと2021年にも名前が出てくる。そして2023年には、実際に酒販店で買われている。

ということは、「2020年7月に売って、そのまま完全終了」という理解では少し説明しにくい。

2020年7月に数量限定の特別企画として発売

最初の発売は2020年7月。

当時の酒販店では、浦霞の「特別企画」として紹介され、数量限定、720mlの四合瓶だけの商品として販売された。

当時の価格は1,760円。

原料米には宮城県産「だて正夢」を100%使用し、精米歩合は60%。これについては後ほどもう少し詳しく触れる。

販売規模も意外と大きい。

発売時に公表された取扱店は、宮城県内65店舗と福島県1店舗の計66店舗。

仙台市内の数店舗だけでこっそり売った限定品、という感じではなかったわけだ。

当時の元記事では66店舗を一軒ずつ掲載していたけれど、現在の記事にそのまま戻すと、さすがに「2020年の酒屋さん電話帳」になってしまう。

現在の購入先と誤解される可能性もあるので、今回は当時の販売規模が分かる情報として残すことにした。

2021年には宮城県清酒鑑評会へ出品されている

翌2021年にも「だて正夢」の名前が出てくる。

宮城県清酒鑑評会の出品酒一覧には、「浦霞 特別純米 だて正夢」が掲載されている。

原料米は「だて正夢」、精米歩合60%。2020年発売時の商品と同じ基本スペックだ。

少なくとも、発売翌年にはもう跡形もなく消えていた……というわけではない。

ただし、ここは少し注意したい。

鑑評会へ2021年に出品されているからといって、「2021年にも新しく一般販売用として醸造した」とまでは分からない。

資料から確認できるのは、あくまで鑑評会にその銘柄が出品されたというところまで。

ここを一段飛ばして「2021年にも再醸造!」と書いてしまうと、調査記事というより想像記事になってしまう。

2023年には酒販店で購入された記録が複数残る

さらに面白いのが2023年。

仙台市青葉区の阿部酒店では、2023年4月15日に「浦霞 特別純米 だて正夢」の商品記事が掲載されている。

それだけなら「昔の記事かな?」とも思うけれど、その後の4月23日、5月、7月の記事にも、この酒を実際に購入した客の記録が出てくる。

つまり、2023年春から夏にかけて、少なくとも同店では店頭商品として扱われていたと見てよさそうだ。

4月23日の記事では、「宮城の新しいお米 だて正夢で造りました」と紹介され、同じ宮城県産でも酒造好適米の「吟のいろは」を使った浦霞とは分けて案内されている。

2020年から3年後ですよ。

これを見ると、さすがに「2020年の発売日に売った在庫だけで、その後は何もなかった」と単純に片づけるのは難しくなってくる。

ただし「毎年造っていた」とまでは分からない

では、2020年、2021年、2022年、2023年と毎年仕込んでいたのか。

ここまで分かればスッキリするんだけれど、残念ながらそこまでは追えなかった。

各年の醸造本数、製造ロット、出荷案内などを連続して確認できる公式資料は、今回の調査では見つかっていない。

なので、現時点で言えるのはこの範囲。

時期 確認できたこと
2020年7月 「特別企画」「数量限定」として発売。宮城県内65店舗と福島県1店舗が取扱店として案内された。
2021年 宮城県清酒鑑評会に「浦霞 特別純米 だて正夢」が出品された。
2023年4~7月 仙台市内の酒販店で商品記事や複数の購入記録が残っている。
2026年10月 浦霞公式の現行商品一覧には掲載されていない。

こうやって並べると分かりやすい。

2020年に数量限定で登場し、その後も少なくとも2023年までは出品・販売の記録が残っている。ただし、毎年造られていたかどうかは分からない。

「2020年限定だった?」への答えとしては、今のところこれがいちばん無理のないところですね。

「だて正夢 特別純米酒 浦霞」とは?原料米・味・スペックを詳しく確認

販売時期ばかり追いかけてきたので、ここで肝心のお酒そのものも見てみます。

「だて正夢 特別純米酒 浦霞」は、宮城県産「だて正夢」を100%使い、浦霞の蔵元・株式会社佐浦が仕込んだ特別純米酒。

容量は720ml、精米歩合60%。アルコール分は15度以上16度未満、日本酒度+2、酸度1.6、自家酵母を使用していた。

数字だけ見ると「ふむふむ」と通り過ぎそうになるけれど、この酒の場合は原料米を見ると急に話が面白くなる。

浦霞を醸造する佐浦が「だて正夢」を100%使用

造ったのは、宮城県塩竈市に本社蔵を構える株式会社佐浦。

「浦霞」でおなじみの酒蔵で、創業は1724年。江戸時代には鹽竈神社の御神酒酒屋を務めた歴史もある。

300年近く酒を造っている蔵が、宮城の新しいブランド米を使って一本造る。

この新旧の組み合わせだけでも、なかなか宮城らしい。

しかも「だて正夢を少し使いました」ではなく、原料米はだて正夢100%。

商品名にもそのまま「だて正夢」を掲げているので、この米を主役にした企画だったことが分かる。

精米歩合60%・日本酒度+2・酸度1.6

発売時のスペックもまとめておきますよ。

項目 内容
商品名 だて正夢 特別純米酒 浦霞
種類 特別純米酒
容量 720ml
原料米 だて正夢100%
精米歩合 60%
アルコール分 15度以上16度未満
使用酵母 自家酵母
日本酒度 +2
酸度 1.6

精米歩合60%は、玄米の外側を40%削り、残った60%を使って仕込むという意味。

「60%まで削るなんて、もったいない」とご飯好きとしては一瞬思うけれど、酒造りではここからが本番なんですよね。

しかも原料は、普段なら炊飯器に向かうはずの「だて正夢」。

その米が酒蔵へ向かっている時点で、だいぶ進路変更している。

味は「さわやかな香り、心地よい酸味と旨味」

発売時には、「さわやかな香り、心地よい酸味と旨味」を持つ酒として紹介されていた。

ここで、「だて正夢は甘いご飯だから、お酒も甘口なんだろうな」と思った方もいるかもしれない。

でも、そこは別物。

炊いて食べる米と、麹や酵母を使って発酵させた日本酒では、当然ながら味の出方が変わる。

精米の仕方、麹、酵母、発酵温度などでも酒質は動くので、「甘い米=甘い日本酒」とはならない。

発売時の商品説明でも、甘み一辺倒ではなく、香り・酸味・旨味のバランスとして表現されている。

日本酒度+2でも「辛口」と決めつけない

もうひとつ、数字を見るのが好きな人だと気になるのが日本酒度+2。

「プラスだから辛口?」と思いますよね。

たしかに日本酒度は、甘口・辛口を見るひとつの目安になる。

でも、+2だから自動的に「辛口です」と判定できるほど単純でもない。

酸度や旨味、香りとのバランスで、実際に口へ入れたときの印象は変わる。

この酒は酸度1.6で、発売時の表現は「心地よい酸味と旨味」。

だから数字だけで「辛口」とタグを貼るより、さわやかな香りがあり、酸味と米の旨味を楽しむタイプと考えたほうが、当時の説明には近そうだ。

「だて正夢」は酒造好適米ではない|主食用米でも日本酒を造れる理由

さて、この酒を調べていて一番「そうなの?」となるのがここ。

「だて正夢」は酒造好適米ではない。

宮城県の資料でも、「吟のいろは」「蔵の華」などが酒造好適米に分類される一方、「だて正夢」はササニシキやひとめぼれと同じ主食用米に分類されている。

つまり、本来は酒瓶の隣より茶碗の中にいる米なんですよね。

それなのに、日本酒にしてもいいの?

いいんです。

「だて正夢」はご飯として食べるための宮城ブランド米

「だて正夢」は、ご飯としてのおいしさを重視して育成された宮城県のブランド米。

特徴は、もちもちした食感と甘み。低アミロースの性質を持ち、冷めてもやわらかさを感じやすい。

おにぎりやお弁当に合うと言われるのも、このあたりが理由だ。

宮城県の育成品種資料を見ると、「だて正夢」は食味の良さを重視する米として扱われている。

一方、同じ資料で「吟のいろは」は酒造用の品種。

育てられた目的からして違うわけですね。

日本酒は酒造好適米だけで造るものではない

「酒造好適米」という名前を見ると、これ以外では日本酒を造れないように感じる。

でも実際は、そんなルールではない。

酒造好適米とは、簡単に言えば「日本酒造りで扱いやすい特徴を持つ米」。

主食用米でも日本酒は造れるし、実際に造られている。

宮城ならササニシキやひとめぼれを使った酒もある。

浦霞自身も、宮城県産ササニシキを使った日本酒を現在も造っている。

なので、「だて正夢を日本酒にしたこと自体が前代未聞」というわけではない。

ここはちょっと意外ですよね。

酒造好適米はなぜ日本酒造りに向いている?

では、わざわざ「酒造好適米」という名前が付いているのはなぜなのか。

一般的な特徴を挙げると、こんな違いがある。

  • 米粒が大きい
  • 中心部に「心白」ができやすい
  • たんぱく質が比較的少ない
  • 高く精米しても割れにくい
  • 麹菌が内部へ入りやすい

中でもよく出てくる言葉が「心白」。

米の中心に見える白っぽい部分で、デンプンの詰まり方が粗いため水を吸いやすく、麹菌も中へ入り込みやすい。

炊飯するときは「もちもちしている」「甘い」が大事だけれど、酒造りでは精米や吸水、麹造り、発酵といった別の能力も求められる。

人間でいえば、普段着で快適か、作業着を着て働きやすいかくらい評価軸が違う、と考えると分かりやすいかもしれない。

宮城には「蔵の華」「吟のいろは」という酒造好適米もある

そして宮城県には、ちゃんと県産の酒造好適米がある。

代表的なのが「蔵の華」と「吟のいろは」。

「吟のいろは」は、「蔵の華」以来およそ20年ぶりに宮城県が育成した酒造好適米として2020年にデビューした。

大粒で心白が現れやすく、麹造りに向いている。

ここで面白いのが、「だて正夢 特別純米酒 浦霞」が登場したのも2020年だということ。

酒造りに向いた新しい県産米がある一方で、浦霞は食用ブランド米の「だて正夢」でも一本造っていた。

宮城のお米を、食卓と酒杯の両側から見せるような時期だったとも言えそうだ。

だて正夢を使った日本酒は浦霞だけではない

ちなみに、「だて正夢で酒を造る」という発想は浦霞だけで終わったわけでもない。

現在は宮城県内の別の蔵元でも、「だて正夢」を使った日本酒の商品例がある。

石越醸造では、本数限定の「だて正夢使用 澤乃泉 純米吟醸 武士ボトル」を商品化している。

なので、「だて正夢は酒米じゃないから、一回やってみて終わったんだろう」という推測も違いそうだ。

主食用米でも、その米が持つ地域性やブランド性を生かして酒にすることはある。

そして浦霞の場合は、だて正夢が本格デビューして間もない時期に、その名前を前面に出した一本を造った。

このタイミングまで含めて見ると、単なる限定酒より少し面白く見えてきませんか。

「だて正夢 特別純米酒 浦霞」に関するよくある質問

ここまで読めばだいぶ整理できたと思うけれど、最後に迷いやすいところだけ一気に確認しておきますよ。

「だて正夢 特別純米酒 浦霞」は終売した?

2026年10月現在、浦霞公式の現行商品一覧には載っていない。

ただし、今回調べた範囲では「終売」と明記した公式発表までは確認できなかった。

今のところは、「現行の通常商品ではないが、正式な終売までは確認できない」と考えるのが無難だ。

2020年限定の商品だった?

2020年に数量限定で発売されたのは確か。

ただ、2021年には鑑評会への出品、2023年には酒販店での販売記録が残っている。

なので「2020年だけ」とは言い切れない。

一方で、毎年新しく醸造されていたかどうかも分かっていない。

「だて正夢」は酒造好適米?

違う。

宮城県の資料では主食用米に分類されている。

宮城県産の酒造好適米なら「蔵の華」「吟のいろは」などがある。

酒造好適米でなくても日本酒は造れる?

造れる。

酒造好適米は、日本酒造りに向いた特徴を持つ米という位置づけ。

ササニシキやひとめぼれなど、普段食べている米を使った日本酒も実際にある。

現在どこで買える?

2026年10月の調査では、楽天市場で販売中の商品は確認できなかった。

一部の酒販店サイトには掲載が残っているので、探すなら店舗へ直接在庫を聞くのが確実。

古い取扱店一覧だけを頼りに出かけるより、一本電話してからのほうが安心ですね。

発売当時はいくらだった?

元記事では、2020年7月11日時点で720ml・1,760円。

これはあくまで発売当時の価格なので、もし現在在庫が見つかっても同じ金額とは限らない。

だて正夢を使った日本酒は浦霞だけ?

浦霞だけではない。

現在は別の宮城県内蔵元でも、「だて正夢」を使った日本酒の商品例が確認できる。

まとめ|「だて正夢」を100%使った浦霞は2020年以降も販売・出品記録が残る

「だて正夢 特別純米酒 浦霞」を久しぶりに調べてみたら、最初に想像していたより少し複雑な酒だった。

2020年には数量限定の特別企画として登場。

発売当時は宮城県内65店舗と福島県1店舗で取り扱われ、楽天市場でも購入できた。

ところが現在は、浦霞公式の商品一覧にも楽天市場にも見当たらない。

ここだけなら「2020年限りだったんだな」で終わるところだけれど、2021年には宮城県清酒鑑評会への出品記録があり、2023年にも酒販店で実際に販売されていた。

だから、「2020年だけの一回限りの商品」と決めつけるのは違う。

ただし、毎年造られていたことまで確認できたわけでもない。この微妙なところは、そのまま残しておきたい。

そして、やっぱり面白いのは原料米。

「だて正夢」は酒造好適米ではなく、ご飯として食べるための宮城ブランド米だ。

宮城には「蔵の華」や「吟のいろは」といった酒造好適米がちゃんとある。それでも、あえて「だて正夢」を100%使って浦霞を造った。

考えてみると、これってなかなか贅沢な遊び方なんですよね。

普段なら茶碗に盛られる宮城米が、精米され、麹になり、発酵して、最後は浦霞の瓶に入る。

お米の進路としては相当な方向転換だけれど、その変化を味わえるのが日本酒の面白いところでもある。

2026年現在、気軽に買える一本ではなくなっている。

それでも、もし酒販店の棚や飲食店で偶然見つけたら、「あ、これがあのだて正夢の浦霞か」と少し立ち止まってみてほしい。

背景を知ってから飲む一杯は、同じ酒でもちょっとだけ味わいが増しますからね。

参考リンク

この記事の作成・更新にあたり、以下の公式サイトや資料を参考にしました。

  • [浦霞公式「商品紹介」|株式会社佐浦](https://www.urakasumi.com/items/?utm_source=chatgpt.com)
    現在の浦霞の商品ラインナップを確認できます。
  • [浦霞公式「会社概要」|株式会社佐浦](https://www.urakasumi.com/about/?utm_source=chatgpt.com)
    浦霞を醸造する株式会社佐浦の創業年、本社蔵、酒蔵の歴史などを確認できます。
  • [みやぎ米「だて正夢」公式ホームページ](https://datemasayume.pref.miyagi.jp/?utm_source=chatgpt.com)
    「だて正夢」のもちもちした食感、甘み、低アミロース米としての特徴などを紹介しています。
  • [宮城県「宮城県産清酒生産基盤強化支援事業費補助金」](https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/syokushin/sakamaihozyo.html?utm_source=chatgpt.com)
    宮城県産の清酒原料米について、「吟のいろは」「蔵の華」などを酒造好適米、「だて正夢」「ササニシキ」「ひとめぼれ」などを主食用米として分類しています。
  • [宮城県酒造組合「令和3年度 宮城県清酒鑑評会 出品酒目録」](https://miyagisake.jp/wp-content/uploads/2021/09/02c682fbe19c240fe1c8ff467f33ca3b.pdf?utm_source=chatgpt.com)
    2021年に「浦霞 特別純米 だて正夢」が出品され、原料米「だて正夢」、精米歩合60%と記録されている資料です。
  • [宮城米マーケティング推進機構「お知らせ・活動報告」](https://foodkingdom.pref.miyagi.jp/miyagimai/katsudou_r/?utm_source=chatgpt.com)
    2020年7月29日に「『だて正夢』の特別純米酒が発売されます!」と告知された記録が残っています。
  • [阿部酒店「浦霞特別純米 だて正夢」の2023年販売記録](https://abesake.com/column/article/20230423174342.php?utm_source=chatgpt.com)
    2023年4月に実際に「浦霞特別純米 だて正夢」を購入した客の記録があり、発売から数年後にも店頭で扱われていたことを確認できます。
  • [石越醸造「澤乃泉 商品紹介」](https://sawanoizumi.jp/products/?utm_source=chatgpt.com)
    現在も「だて正夢使用 澤乃泉 純米吟醸 武士ボトル」が掲載されており、「だて正夢」を使った日本酒が浦霞だけではないことを確認できます。

※販売状況や商品ラインナップは変更されることがあります。最新情報は各公式サイトや販売店で確認してください。

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