仙台市中心部にある西公園の北側にあるSL広場には、明治に作られた煉瓦造りの下水道の見学施設があります。
下水道と言っても、雨水を広瀬川に流すための下水道ですよ。
見学は完全予約制です。
仙台市にもこのような知る人ぞ知る見学コースがあったんですね!
杜の都れんが下水洞窟見学!
明治30年代に作られた煉瓦下水道は仙台市内に3か所現存しているそうです。
そのうちの一つが西公園北側の蒸気機関車【C601】が展示されている場所にあります!
工事が行われて、実際にれんが下水洞窟まで下りられる施設ができたことと、蒸気機関車が展示されているわきに、地上から覗ける天窓が設置されています。
地上から8m下にある煉瓦下水洞窟ですので、上から覗くと少し小さく見えます。
完全予約制ですが、実際に螺旋階段を8m下りて間近で煉瓦下水洞窟を見学することができますよ。
晴天が続いていれば、下水道も水位が低くなり、洞窟内を少し歩くこともできるらしいですよ。
大雨時の雨水を処理場に送り切れない時に、この下水道を通って広瀬川に雨水を流すようになっているようです。
広瀬川川出口の落差は10mほどあるようです。
杜の都れんが下水洞窟見学動画
実際に「杜の都れんが下水洞窟見学」を動画にしてYouTubeにアップしてくださっていた方がいましたよ!
現在はコロナ禍の影響で見学を中止しているようです。
どうしても煉瓦下水洞窟が気になる方はこちらの動画で見てみてください!
動画投稿者のRay Shiraoさんは日本各地の下水道を取材されています。
ほかの動画も大変面白かったのでぜひ見てみてください!
(私が穴好きだからかな(笑))
一般見学方法は?
現在は、コロナ禍の関係で見学会は中止されていますが、本来ならば毎月見学会の日が決まっており、事前予約をすることで、中に入ることができますよ。
見学会は
- 1日 4回開催
- 1回 30分程度
です。
注意事項としましては、
- 地下施設への入場は、8メートルのらせん階段を自力で上り下りできる方に限ります。
- 小さいこどもをおんぶや抱っこをして、地下施設内に入ることはできません。
- 暗い所、狭い所、高い所が苦手な方や、臭いや汚れに敏感な方にはおすすめできません。
- 悪天候の場合には、見学の中止や見学範囲の制限を行います。
- 安全確保のため、案内職員の指示には従ってください。
以上の事項についてご了承いただけない方には、当日見学をお断りする場合があります。ご了承ください。
申し込み方法は?
申し込み方法は仙台市のホームページによりますと、
みやぎ電子申請システム(外部サイトへリンク)よりお申込みいただくか、下記問い合わせ先までお電話にてお申込みください。
- ホームページからのお申込みは、見学会実施日の7日前までです。以降はお電話でお申込みください。
- 7名以上の団体でのお申し込みは、下記問い合わせ先にお電話ください。
- 電話の受付時間は、平日9時00分から12時00分、13時00分から17時00分までです。
- 申込は先着順ですので、ご希望に添えない場合がございます。
それほど広くはないですので、1回に見学できる人数も限られていると思います。
申し込みは先着順ということですので、見学を計画されている方は、お早めにお問合せして詳細を確認しておいた方がよさそうですね。
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