7月18日にオープン予定だった宮城県東松島市宮戸の月浜海水浴場の開設が中止されることとなりました。
地元、石巻市で2人の新型コロナ感染が確認されたことから不安感が出た模様で急遽中止となった模様です。
再開が何時になるかは今のところ不明の様です。
もともと利用者を県内在住者に限った上で検温を求めるといった対策を講じて運営する方針だった。
場所は?
月浜海水浴場の場所は、
新型コロナウイルスは紫外線に弱い?

Jill WellingtonによるPixabayからの画像
個人的には海水浴場の開設は大丈夫だと思っています。
というのは新型コロナウイルスに限らず、ウイルスは紫外線に弱く、直接浴びれば数秒で無害化されるからです。
もともと日光には殺菌・消毒作用があり、その主なものが紫外線によるものだからです。
(ウイルス単体ですと紫外線に数秒さらされることで不活化されますが、布やモノに付着した場合、紫外線は深くまで浸透(?)・透過(?)しにくい性質がありますので、不活化されるまでに数分が必要になるようです。
炎天下の元晒していれば、数分と言う時間は過ぎているとおもいますけどね)
コロナウイルスはもともと空気感染はほとんどしないものであり、ウイルスが付着したモノを手で触れて、その汚染された手で【目・鼻・口】の粘膜に触れることで感染します。
ですがそのモノにウイルスが付着しても紫外線で殺菌・消毒されるため、ほぼ感染力がなくなることが分かっています。
ですので風通しの良い屋外の活動ではほぼ感染を心配することは無いと言えます。
ただ、紫外線が多くなる夏場に武漢コロナの感染が減るというのは違うという話がされますがそれは当たり前の話です。
と言うのは、どんなに日差しが強くなっても屋内には日光が入り込むことは無く、それこそ「夜の街関連」(私はこの表現は嫌いですが)のお店の中は、まさしく【夜】ですから日光が当たることはありません。
先ほど申し上げた通り、コロナウイルスはモノからヒトへと感染します。
そのウイルスが付着したモノ(コップやテーブル、手すりやエレベーターのボタンなど)に紫外線(日光)が当たらないと殺菌消毒はされません!
ですから、紫外線の強い夏になっても感染者が増加しているのは当たり前なのです。
また紫外線が強いということで南アフリカや赤道付近の国でも武漢コロナ感染者が増加していることから紫外線が強くても武漢コロナを抑制出来ない。という方々が居ますが、問題なのはウイルスに汚染されているモノがどこにあるかと言うことです。
炎天下の下で四六時中生活している人はいないですよね?
そんな熱い環境で生活するのは大変です。
ですから当然日陰や屋内で生活しますので、そこにいるウイルスは紫外線で殺菌消毒されることはありません!
その汚染されたモノに触れて、そのまま自分の粘膜に触れれば感染してしまいます。
ですから重要なのは衛生観念と衛生教育なのですよ!(紫外線関係ないです)
WHOも紫外線は推奨しない!?
紫外線とコロナウイルスの話をしていると、WHOも紫外線(UV)ランプを推奨しないと言っている、紫外線が強くなる夏でも日光を浴びても感染は防げないと言っていると反論されますが、この話は完全に正しいわけではないです。
前の章でも書きましたがウイルスに汚染されたものは基本屋内にあります。そうしますと日光により殺菌消毒されることはありません。
その上、汚染されたモノに触れて粘膜に触れてしまい感染した場合、感染後に日光浴をしても意味がありません。
そういう意味で「日光を浴びても感染は防げません」という表現になっています。
WHOのデマ撲滅ページ、コロナウイルスに紫外線消毒灯が効くかについて「炎症を起こすので手や皮膚には使うな」と。いや、人体に使う気は最初から無くて、不活化できるかだけ聞きたかったのですが。https://t.co/p2xxDBtiTJ
— kuni / 渡辺訓章 (@k_u) April 13, 2020
また紫外線ランプですが、効果が無いのではなくて、人体に有害なほど強い紫外線を発するので、UVランプを人体(手など)に当てて殺菌消毒することは危険だということをWHOは言っています。
決してコロナウイルスの不活化にUVランプ・紫外線が無効だということを言っているわけではありません。
もともと殺菌消毒に使用されている紫外線ランプは手術室にも使用されています。
この場合、直接人が見ることが出来ない様に覆いを付けて、天井に向かって照射されています。
これまでも高い実績を積んでいる殺菌消毒用の紫外線ランプです。
人体には危険だということで、人体に向かって照射しないで下さいと言うことをWHOは警告しているのです。
詳しくはWHOのページをご覧ください。

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