仙台市で報道記者が新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。
詳細は分かりません。
今後記者発表をすることと思います。
河北新報の記事によりますと、「仙台市政記者会に所属する報道機関の記者」【104例目)ということでして、河北新報社の記者ではないとのことです。
追記:共同通信社の記者ということです。
そのほか宮城県内で2人の感染者が確認された(101,102例目)ということですが、現在のところ詳細は報道されていません。
また仙台市内で10代の女性(103例目)の感染も判明しました
おそらく本日夜にはわかると思いますが、県や仙台市より発表資料が出ましたら改めて記事に追記します。
詳しい情報が出てきました。
101例目
101例目は50代男性で登米市の方です。
7月3日(金)に判明した県内96例目の女性の濃厚接触者です。
7月5日に96例目が判明した後のPCR検査を実施しましたが陰性となっていました。
その後経過観察をしていたところ発熱などの症状が出たため、再度検査をした結果、陽性が判明しました。
患者の状況は?
詳しい患者の状況は次の通りです。
- 7月 5月(日) 県内96例目の患者の濃厚接触者を対象とした検査で陰性。
その後,健康観察継続。- 10日(金) 発熱(37℃台)及び咽頭痛出現。
帰国者・接触者外来を受診,検査実施。
鼻汁出現。- 11日(土) 36℃台まで解熱。
検査の結果,陽性が判明。
経過観察をしていましたので、県内96例目の陽性が確認された7月3日(金)以降,医療機関の受診以外は外出しておりません。
現在、平熱まで解熱しているということで、重篤な状態ではありません。
入院先を調整中とのことです。
同居家族以外に濃厚接触者はおりません。
102例目
102例目は20代男性で七ヶ浜町の方です。
これまでの陽性判明者との接触は現在のところ確認されておらず、感染経路不明で調査中です。
同居家族を含め濃厚接触者について現在調査中。
患者の状況は?
詳しい患者の状況はこちらです。
- 7月 3日(金) 頭痛及び味覚・嗅覚障害出現。
- 5日(日) 発熱(37℃台)出現。
- 6日(月) 頭痛消失。医療機関①を受診。
- 9日(木) 解熱。医療機関①を再受診。
医療機関①から帰国者・接触者相談センターに相談。- 10日(金) 帰国者・接触者外来を受診。
- 11日(土) 検査の結果,陽性が判明。
風邪の様な症状が出て37℃台と言う微熱が出ていました。
その後解熱していることより、重症ではないです。
103例目
103例目は10代女性です。
100例目の女性の濃厚接触者です。
風邪の様な症状と嗅覚障害が出ていたようですが、発熱は無かったようです。
100例目の患者が判明したことにより連絡が行き、検査をした結果、陽性と判明しました。
この患者さんの濃厚接触者は5名確認されており、順次検査をしていく模様です。
患者の状況は?
詳しい患者の状況はこちらです。
- 7月6日(月) 咽頭痛、鼻汁
- 7月8日(水) 嗅覚障害
- 7月9日(木) 仙台市内72例目の陽性を確認、濃厚接触者と判明し連絡
- 7月10日(金) 帰国者・接触者外来を受診
- 7月11日(土) PCR検査を実施し、陽性が判明
7月6日(月)~7月9日(木) 通学(その他については調査中)
緩やかに症状が出てきているという印象ですね。
発熱も確認されていないことから、重症ではないようです。
今後容態が悪化しなければ良いですよね。
104例目
104例目は30代男性で、仙台市政記者会加盟の共同通信社仙台支社編集部の記者です。
感染経路は不明で調査中です。
この患者さんの濃厚接触者は7名確認されており、順次検査をしていく模様です。
市政記者クラブ所属と言うことで関連施設の消毒を行います。
患者の状況は?
詳しい患者の状況はこちらです。
- 7月8日(水) 倦怠感
- 7月9日(木) 味覚障害
コールセンターに相談- 7月10日(金) 帰国者・接触者相談センターより連絡
帰国者・接触者外来を受診- 7月11日(土) PCR検査を実施し、陽性が判明
7月6日(月)~7月9日(木) 勤務(その他については調査中)
資料からは分かりませんが、特に発熱と言う症状はなかったのかもしれません。
味覚障害が出たことにより、念のためコールセンターに相談したのでしょう。
現在入院中ですが重篤な状態ではないです。
市政記者クラブ室の対応について
市政記者クラブ所属の記者と言うことで、クラブ室の一時閉鎖と消毒を実施する予定です。
- 7月10日(金曜日)16時~ 市政記者クラブ室閉鎖
- 7月13日(月曜日)6時30分~ 市役所本庁舎3階(市政記者クラブ室ほか)の消毒を実施
- 7月13日(月曜日)8時30分~ 通常どおり業務開始
濃厚接触後すぐに検査では陽性判定が出ない?

Herney GómezによるPixabayからの画像
インフルエンザの検査でもそうですが、感染後すぐでは検査で陽性が出ないことが多いです。
それは体内で十分な量にまでウイルスが増えないと、のどや鼻の粘膜にウイルスが増えないからですね。
インフルエンザの時期に発熱があり、すぐに病院に行かれても医師から

「発症後すぐですと検査してもウイルスが検出できないことが多いです。1日2日経たないとインフルエンザウイルスは検出できないでしょうね。
ただインフルエンザが流行していますので、貴方の症状を見る限りインフルエンザの可能性が高いですから、お薬出しておきますね」
と言われて事がある人も多いと思います。
武漢コロナでも同じことが言えるのでしょう。
その例が、101例目の男性の場合です。
県内96例目の患者の濃厚接触者でしたが、接触後すぐの検査だったので、おそらくウイルスが十分な量まで増えておらず、検査が陰性になってしまったのでしょう。
しかも自覚症状もなかったため問題ないと判断されました。
ですが、念のための経過観察となっていたのが良かったですね。
5日も経ってから、発熱と咽頭痛が出てきたために相談し、迅速に検査が出来ましたので良かったと思います。所謂潜伏期間と言うことでしょうね。
皆さんが快復され、日常生活に1日も早く復帰できることを祈っております。
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