またちらほらと県内に武漢コロナウイルスが入ってきているようです。
宮城県で92例目となる感染者ですが、最近判明した2人の感染者との関係はわかっておりません。
別口の感染経路の可能性があります。
現在は重篤な状態ではないということで、入院準備調整中で自宅療養中のようです。

患者さんの容体は?
この患者さんは、38度台の発熱があり、その後臭覚・味覚障害を感じた為、コールセンターに相談したようです。
その後PCR検査で陽性が判明しました。
詳しい経過は、
- 6月21日(日) 発熱(38℃台)
- 6月23日(火) 嗅覚、味覚障害
- 6月24日(水) コールセンターに相談 帰国者・接触者相談センターより連絡
- 6月25日(木) 鼻汁 帰国者・接触者外来を受診
- 6月26日(金) PCR検査を実施し、陽性が判明
仙台市の記者会見もYouTubeに出ていますよ。
今回はシンプルな会見でした。
濃厚接触者は2名いらっしゃるということで今後検査をしていく予定です。
まとめ
今回は発熱してから、PCR検査を行うまでに時間がかかっていますが、これはやはり症状が【風邪】の症状なので、いつもの風邪と同じように対処をしてしまうからでしょうね。
この方も【臭覚・味覚障害】を感じなければコールセンターに相談しなかったでしょうね。
これは私にも言えることなのですが、多少の鼻水や38度台の発熱では、「葛根湯」を飲んで早く寝るということをすると思います。
そして熱が下がれば万事OKということで気にしない可能性が高いです!
今まで風邪にはそのように対処してきましたので、熱が下がれば武漢コロナだとは考えないでしょう。
仙台市の記者会見でも詳しいことは話されませんでしたが、この患者さんもおそらく21日に38度台の発熱がありましたが、23日には発熱も落ち着いたので出勤したのでしょう。
推測の域を出ませんが、武漢コロナに感染するような場所にも行った覚えがない為、ただの風邪と判断したんでしょうね。
そうしたら、23日に【臭覚・味覚障害】を感じたので、「あれ?もしかして・・・」となってコールセンターに相談することになり、調べたらPCR検査陽性となったということでしょうね。
ですので21日に発熱があってから、陽性が判明した26日まで時間が空いてしまいました。
それでも宮城県の対応は早く、コールセンターに相談して翌日には帰国者・接触者外来を受診でき、検査も行われています。
最近はまた武漢コロナ感染者が判明している関係もあり、その濃厚接触者の検査もするので1日のPCR検査数も若干増えて、1日に10〜50件の検査を実施しているようです。
また相談センターには1日100〜250件ほどの相談があるようです。
このように宮城県・仙台市では迅速な検査体制が維持できており、その後の入院や自宅療養などの感染者の隔離もうまく機能しているようですので感染拡大には至っていませんので安心できますね。
患者さんには1日も早く回復し、元の生活に戻れることを祈っております!
ウイルスは肉眼では見えませんからね。
案外身近にいるかもしれませんので、引き続き手洗いを徹底して予防していきたいと思います。
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