仙台で4月28日以来の新型コロナウイルス感染者が出ました。
宮城県では89例目となります。
感染者は?
20代男性ということで、6月18日夜にも会見が開かれる予定です。
仙台市は18日、新たに20代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。市内で感染者が判明したのは4月28日以来で、66人目。宮城県内では計89人となった。郡和子市長が午後7時から記者会見し、詳細を説明する。市は動画投稿サイト「ユーチューブ」で、記者会見の模様をライブ配信する。
仙台市の会見の動画です。
濃厚接触者などは?
この感染が確認されました20代男性は現在入院中ということです。
なお重篤な状態ではないということです。
また濃厚接触者と言われる方が約8名居るということで、順次検査をしていく予定です。
仙台市の報道資料によりますと、
【仙台市内患者66】
(1)年代 20代
(2)性別 男性
(3)国籍 日本国籍
(4)居住地 仙台市内
(5)職業 会社員
(6)濃厚接触者 8名(その他については調査中)
(7)経過
- 6月17日(水) 悪寒、発熱(38℃台)
コールセンターに相談
帰国者・接触者相談センターより連絡
帰国者・接触者外来を受診- 6月18日(木) PCR検査を実施し、陽性が判明
(8)海外渡航歴 過去2週間の海外渡航歴はなし
(9)行動歴
- 6月15日(月) 出勤
知人A、Bと外出- 6月16日(火) 出勤
知人Cと外出(10)現在の状況
現在、感染症指定医療機関等に入院中であり、重篤な状態ではない。
ということで、迅速に検査を行うことが出来ているようです。
15日は自家用車で外出、飲食をした。
16日も自家用車で外出、飲食については不明。
感染経路については現在調査中です。
現在の聞き取りの状況としては海外渡航も無しですし、これと言って感染につながる目立った行動は無いようです。
関東方面への訪問も無いようですが、他県には仕事上訪問があるとのことです。
また、濃厚接触者であるこれらの知人とご家族については現在のところ発熱などの症状はないとのことです。
宮城県は迅速な対応が出来ている
先日発表されました、宮城県内での無作為抽出の抗体検査結果も0.03%と、3000人以上を調べた結果1人しか抗体を持っていなかったことが分かっています。
正確な数字を出すためには、無作為検査数を引き続き増やして検査していく必要がありますがそれでも新型コロナウイルスに対する抗体を持っている人がかなり少ないことが分かりました。
この結果から言えることは、県内での確認された感染者数が89名と少ない数字が的を射ていたということですね。
宮城県では、迅速に感染者とその濃厚接触者を割り出して検査をし、即隔離することが出来ていましたので、不必要に感染を拡大することが無かったです。
また、4月28日以降、新規の感染者が出ない状況でも、PCR検査は行われてきました。
最近でも毎日10~40件ほどの検査が行われています。
今回確認されました新規感染者の行動歴など詳しくは報じられていませんが、発熱の翌日には検査が出来ているということで迅速でした。
今後濃厚接触者の検査で陽性が出てくるかに気を付けるだけでしょう。
この度感染されてしまった方が無事回復されることを祈っております。
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