宮城県の新型コロナウイルス感染者の男性(現在は陰性)が詳しい経過を話してくれていました。
見やすいように経過に絞ってメモします。
実際の新型コロナウイルス感染症の経過は?

fernando zhiminaicelaによるPixabayからの画像
仙台市に住む50代の男性会社員が4月22日に無事退院したということで詳しい経過を教えてくださっています。
3月31日
・
・
・
4月3日
4月4日
4月5日
4月7日
4月8日
4月9日
4月10日
・
・
・
4月20日
4月21日
38度台発熱、のどの痛み、耳の違和感
「耳に水が入ったような症状があった」
風邪の診断で薬で自宅待機
平熱に下がり、耳の違和感も消えた
再び38度以上の発熱
平熱に戻る
再び38度台の発熱。おかしいとコールセンターに連絡
PCR検査実施
新型コロナウイルス陽性判明
入院。CT検査で「肺の半分以上が黒い」
咳もひどくなる。
入院直後に「アビガン」の説明→同意
喘息治療薬の「オルベスコ」も使用
平熱にもどり、PCR検査陰性
PCR検査陰性 → 退院へ
「とにかく熱の乱高下が激しかった。頭痛がとてもひどく、普段だと薬を飲めば改善していたのに効かなかった」と振り返る。感染症状の特徴の一つとされる味覚と嗅覚の異常はなかった。
ということで、最初に風邪と診断刺されて出された解熱剤が効いたのか、普通の風邪と同じように熱が下がります。
そしてその後にぶり返して38度台の発熱を繰り返します。
この時点で一般的な風邪とは症状が違いますよね?
幸いにしてこの男性は、「アビガン」や「オルベスコ」が功を奏したのか、人工呼吸器をつけるほどの重症にはならずに回復されました!
とにかく良かったです!
一度熱が下がり落ち着いたように見えることも
最近の経過報告を見ていると、発熱しても一旦平熱まで下がり落ち着いたように見えるケースが多々あります。
やはり初めは風邪に似た症状からでるので、風邪薬と解熱薬が処方されることが多いようです。
その薬が効くためなのか?新型コロナウイルスの症状がそのような経過をたどるためなのか?一旦平熱になり、その後また38度台の発熱やより重篤な症状へとつながっていくことが多いようです。
ですので、風邪のような症状が出て、一旦熱が下がった数日後にまたぶり返すように発熱が起きる場合はコールセンターに連絡することが良いようです。
宮城県でPCR検査を行うにも手順が必要です。
まずはコールセンターに相談の上、しかるべき病院で診察を受けて初めてPCR検査を行います。
ですので、上記のように発熱がぶり返したからと言ってすぐに医療機関には行かず、つながりにくいでしょうけど、あきらめずにコールセンターへ相談ください!
宮城県ではドライブスルー検査も実施していることから、今後検査への動線はスムーズになることでしょう。
宮城県、ドライブスルー方式のPCR検査開始 初日は5人 https://t.co/8aK0Q3CqsD
— 河北新報オンラインニュース (@kahoku_shimpo) April 22, 2020

まずは冷静になって対応することが大切です。
また、感染者は何も悪くないです。
被害者だと言っても良いくらいです。
巷では感染者への誹謗中傷や職場や学校でのいじめにつながるような話もあります。
誰しも罹りたくて罹ったものではありません。
ましてや無事回復して退院してきたわけですから、お祝いすることがあっても、中傷するのは人としてどうなのか?と思います。
怖いのは分かります。よくわからないウイルスですからね!
ですがその人が悪いわけではないことを理解していただければなと思います。
ただ今後、このご時世で遊びに出かけた、レジャーで行ってきたために新型コロナウイルスに感染したとなれば、どうしても周りから白い目で見られてしまいます。
軽率な行動は控えるのが良いですね。
どんなに気を付けても罹ってしまうのがウイルス感染症です。
さじ加減が難しいですが、正しい情報を仕入れて、考えて行動するようにしましょう。
難しいですね・・・。
コメント